掛軸のおはなし
2008年12月28日
掛軸の魅力
皆様にまずお伝えしたいこと。
それは"掛軸の魅力"です。
ファブリックパネルでもない、タペストリーでもない、絵画でもないスタイル。
掛軸は日本独特の絵を飾る手法です。
私が掛軸を皆様におすすめするのには理由があります。
掛軸は、「糊」と「和紙」で書や布を表装する日本の伝統技術です。
他の壁掛けとは異なり、
「日本を代表する紙である和紙」、
「古来より受け継がれてきた糊」、
そして「掛け軸職人の技術や思い」 など
「日本に古来より受け継がれている素晴らしい技術」が詰まった
日本人だからこそできる壁掛けなのです。
額装の絵は空気には触れることなく、私達人間とはちょっと別世界にいます。
ファブリックパネルは私達と同じ空気を吸っていますが、裏がビョウで止められていて苦しそうですよね。
タペストリーは一番掛軸に近い形ですが、和紙と糊という日本のスパイスが加えられていません。
それに対して、掛け軸は私達と同じ空気を吸い、同じ季節を感じることができるとても身近なものなのです。
改めて、他のウォールデコレーションアイテムと掛軸を比べてみると掛軸って本当に素晴らしいものなんですよ!
その他こんなに沢山の魅力があります♪
1.コンパクトに収納できる
ファブリックパネルのように場所を取りません!
外国の方が掛軸を見ると大きな衝撃を受けると聞きます。
確かに大きな絵がこんなにコンパクトになるなんて驚きですよね!
2.沢山の工程を経て和紙でしっかりと表装しているのでシワのないきれいな仕上がり
ただ布を飾るだけのタペストリーとはひと味もふた味も違います!
3.季節や行事などシーンに分けて簡単に掛けかえることができる
季節や行事、誰かを思う時に掛軸を掛けるスタイルって粋でステキです。
そしてなんといってもインテリアで人と差をつけられますよ!
ファブリックパネルならどこででも手に入りますが、
北欧ファブリックの掛軸は当工房でしか扱っていないと思います。
日本人だからこそタペストリーでもなく、ファブリックパネルでもなく、掛軸を掛けてみませんか?
掛軸と共に季節を楽しむ生活って粋でオシャレですよ!
2006年10月13日
掛軸の保存方法
掛軸は主に「紙」と「糊」でできています。
掛軸を軸箱に入れたまま2〜3年、ひどい場合5〜10年もそのままの状態にして置くと虫に喰われます。
お店の室内装飾品としての掛軸は別ですが、何年も掛けっぱなしにしておくと金具が取れたり、軸棒が落ちたりすることもあります。
したがって以下の点に注意して下さい。
●掛軸は、年に2回程度春秋の晴れた日に虫干しして空気に当ててください。
●晴れた日に軸箱にしまってください。
●軸箱には防虫香を入れて年に1回は取り替えてください。
●湿気の少ない場所に保管してください。
●掛軸は、長時間掛けっぱなしにすると掛軸上部の軸紐(じくひも)を
支える金具が抜ける恐れがあるので定期的に掛け替えることをおススメします。
もし金具や軸棒が取れた場合は修復いたしますのでご連絡下さい。
※長期間掛けっぱなしにする場合は金具や軸棒の状態をチェックしてください。
掛軸を軸箱に入れたまま2〜3年、ひどい場合5〜10年もそのままの状態にして置くと虫に喰われます。
お店の室内装飾品としての掛軸は別ですが、何年も掛けっぱなしにしておくと金具が取れたり、軸棒が落ちたりすることもあります。
したがって以下の点に注意して下さい。
●掛軸は、年に2回程度春秋の晴れた日に虫干しして空気に当ててください。
●晴れた日に軸箱にしまってください。
●軸箱には防虫香を入れて年に1回は取り替えてください。
●湿気の少ない場所に保管してください。
●掛軸は、長時間掛けっぱなしにすると掛軸上部の軸紐(じくひも)を
支える金具が抜ける恐れがあるので定期的に掛け替えることをおススメします。
もし金具や軸棒が取れた場合は修復いたしますのでご連絡下さい。
※長期間掛けっぱなしにする場合は金具や軸棒の状態をチェックしてください。
2006年09月21日
掛軸の制作工程
掛け軸ができるまでの簡単な流れをご紹介します。
1.本紙と裂の取り合わせ

本紙に合う裂を選んで取り合わせをします。
今回はゴッホの「薔薇を生けた花瓶」という落ち着いた作品を表装するので、一文字に緑系の裂地、中廻しにベージュの裂地を取り合わせてみました。
2.本紙の裏打ち、裂の裏打ちをする

”肌裏”と呼ばれる和紙で本紙、裂地を裏打ち(糊付け)します。
紙を裏打ちする場合の配合→糊1:水2〜3
裂を裏打ちする場合の配合→糊1:水1
裏打ち後の写真↑。しっかりと和紙が糊で裏打ちされています。
3.裏打ちが済んだ本紙と裂を裁断してバランスを確認
続きを読む
1.本紙と裂の取り合わせ
本紙に合う裂を選んで取り合わせをします。
今回はゴッホの「薔薇を生けた花瓶」という落ち着いた作品を表装するので、一文字に緑系の裂地、中廻しにベージュの裂地を取り合わせてみました。
2.本紙の裏打ち、裂の裏打ちをする
”肌裏”と呼ばれる和紙で本紙、裂地を裏打ち(糊付け)します。
紙を裏打ちする場合の配合→糊1:水2〜3
裂を裏打ちする場合の配合→糊1:水1
裏打ち後の写真↑。しっかりと和紙が糊で裏打ちされています。
3.裏打ちが済んだ本紙と裂を裁断してバランスを確認






